①川越三峯神社
かわごえみつみねじんじゃ
【御祭神】
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊奘冉命(いざなみのみこと)
川越三峯神社は明治元年(1868)年に三峯山の遥拝所として創建されました。
三峯神社は江戸時代後期に参拝が盛んになり、川越からも多くの人々が秩父・三峯神社を訪れました。
川越八幡宮創建一千年祭の記念事業の一環として、遥拝所を新たに整備しました。
社号票も秩父・三峯神社の中山高嶺宮司に揮毫いただき、改めて遷座祭を執り行いました。
当社は、運気上昇、家内安全、商売繁盛、良縁の神様として崇められています。
ぜひ川越の地から三峯の神様を遥拝して、ご神徳をいただいてください。
秩父・三峯神社本社
中山高嶺宮司による社号標の揮毫
御祭神の
ご神徳をいただく
運気上昇守り
(800円)
川越三峯神社
遷座祭記念御朱印
(1000円)
②民部稲荷神社
みんぶいなりじんじゃ
【御祭神】
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
お稲荷様は、衣・食・住すべてを守ってくださる神様です。
また、当社は「相撲稲荷」とも称され、特に「足腰の健康」にご神徳があるとされています。
昔、八王子に住んでいた老狐が、人間に化け「民部」と名のり暮らしていたが、老層に正体を知られたため、川越の梵心山に移り住んだ。この民部は、相撲が得意で、老僧に「捻挫や打ち身」の手当の仕方を教えて去っていったとの伝説があり、「まんが日本昔ばなし」でも「民部稲荷」として紹介されました。足腰は身体健康の基本です。神様のご神徳をいただき、お守りを身に付けて、健やかな日々をお過ごしください。
バルセロナ五輪
男子マラソン銀メダリスト
森下広一氏奉納シューズ
足腰健康御守
(各800円)
スポーツ必勝の勝守
(各800円)
日本一の健脚ランナー
川内優輝選手の記念足形
③目の神様
めのかみさま
大国主命と少彦名命は、神代の昔、兄弟のように力を合わせて、国作りをした神様です。
国の内外をめぐって、生きるための技術や医薬の道を授け、病に苦しむ、特に「心身の目」に悩む人をお救いになりました。そのご神徳を慕い、現在でも、「眼病平癒」の神様として、広く信仰されています。
「目の神様」の隣にある御神木「目薬の木」は、日本にだけ自生する珍しい樹木です。
江戸時代から点眼薬や洗眼薬として、樹皮を煎じて利用されてきたことから、結膜炎をはじめ、かすみ目や老眼、近視など、目の健康に役立つといわれています。
「目は心の窓」と言われます。目の健康は、こころとからだの健康に深い関わりをもっています。神様の力をいただき、目の「お守り」を身につけて、「心眼成就」をしましょう。
【御祭神】
大国主命(おおくにぬしのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
御神木・目薬の木
目の御守(800円)
目の絵馬(500円)
④厄除け(桃)の神様
やくよけ(もも)のかみさま
御神木 厄除桃(しだれ桃)
【御祭神】
意富加牟豆美命
(おおかむづみのみこと)
厄除(桃)の神様の由来
古来より、桃は魔除けの果実として崇められており、昔話の桃太郎の鬼退治も魔を祓う桃の霊力に由来します。
日本神話『古事記』の中でも伊弉諾命(いざなぎのみこと)が魔物を追い払う際に桃を投げる様子が描かれています。
このため、桃はのちに意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)という名の神様になったと記されています。
厄除祈願
古来より厄年は肉体的にも精神的にも体力が低下し、体調不良を起こしやすく、また身辺でも災難やトラブルが発生する年回りといわれています。このような厄年(前厄・本厄・後厄)の方をお祓いします。
当宮では厄除けの神様である桃の神様(意富加牟豆美命)を境内に祀っております。
厄年における災厄から身を守り、つつがない一年をお暮らしいただけますよう、祈願いたします。
厄除祈願(お祓い)をご希望の方は社務所までお申し込みください。
厄除桃御守(800円)
厄除桃絵馬(500円)
厄割桃 やくわりもも
境内には、伊弉諾命が魔物に桃を投げつけて追い払った神話にちなみ、桃玉を厄割石に投げつけて厄を祓う「厄割桃」がございます。ご参拝後にぜひ厄割桃で厄を落としてください。
[厄落とし作法]
1、厄割石の前に進み深く一礼する。
2、お祓いした桃玉を胸の前で両手に持ち「厄よ去れ!」と念ずる。
3、桃玉を厄割石めがけて投げ、厄を落とす。
4、終わりに深く一礼する。
⑤ぐち聞きさま
【御祭神】
聖徳太子
(しょうとくたいし)
「ぐち聞き様」は、聖徳太子のお姿をしております。
太子は「一度に十人もの訴えを聞き分けた」といわれ、苦しみ悩む多くの人の救いとなってこられました。
人に言えないこと、心の内のモヤモヤなど、なんでもお話ください。きっとすっきりするでしょう。
「ぐち聞き様」に悩みを打ち明けたあとは、「お守り」を身につけ、心穏やかにお過ごし下さい。
人に言えない心のモヤモヤに耳を傾けてくれます。
ぐち聞きさまの前にはイスをご用意しています。
こころを元気にするお守り
心身不安除御守(800円)
⑥夫婦イチョウ
ふうふいちょう
明仁上皇陛下がお生まれになった 御年(昭和8年12月23日生)、川越八幡宮の神職によって男イチョウと女イチョウ2本を植樹しました。いつしかその2本の木は寄り添い合い一本に結ばれました。固く結ばれた2本の御神木に触れ、手を合わせると良縁に巡り逢うと言われています。どうぞ川越にお立ち寄りの 際には、触れて手を合わせてみてください。皆様が良縁に恵まれます事をお祈り申し上げます。
この夫婦イチョウからは平成になってから、新たな命(乳)が誕生しました。
この神威ある「安産・子宝の乳」に両手で触れて、手を合わせて念じると安産・子宝のご神徳があります。
[イチョウの縁結び良縁祈願祭]
当神社では良縁を願う方を対象に「良縁祈願祭」を行っております。
予約は随時受け付けております。
日時:毎月第1・3日曜日の16時より(予約制)
祈願料:5千円
良縁に恵まれ愛が育つ
えんむすび守り
(各800円)
白鳩が結ぶ
えんむすび守り
(各800円)
恋人同士の絆、片想いの人との絆が深まる
絆守(1000円)
えんむすびへの誘い
良縁絵馬
(500円)
⑦葉書の木
はがきのき
(2017年5月27日放送)
(2017年11月3日放送)
年賀状や季節の便りなど今や何気なく書いている葉書(ハガキ)。
漢字では「葉書」と書きますが、ルーツは樹木からなる「葉」から来ています。
このタラヨウの葉の裏に一度記した文字は永久に消えることがなく、昔は恋文や約束事を書いて大切に保管していたと言われています。
当宮にはそのルーツとなる樹木「タラヨウ(多羅葉樹)」が植樹されています。
葉の裏に一度記した文字は永久に消えることがなく、昔は恋文や約束事を書いて大切に保管していたと言われています。
⑧社殿
しゃでん
昭和48年8月から昭和50年8月(竣工祭は昭和51年5月)まで2年をかけて、本殿、拝殿を改築、幣殿を新築したものです。神社本庁指定モデル神社(県内一社)とされました。
⑨こころの小径
こころのこみち
当宮創建1000年記念事業の一環として、西側の境内地を整備。川越三峯神社などをリニューアルしたほか、花壇を設置し四季折々の自然を感じられる空間となりました。
⑩裏参道
うらさんどう
木々に覆われ、朱塗りの灯篭が並ぶ美しい参道です。夕刻からは灯籠の光に参道が照らされ、幽玄な雰囲気を醸し出します。平成18年、川越市の都市景観賞に選ばれました。
⑪菅原神社
すがわらじんじゃ
御祭神 菅原道真公
平安時代の学者・歌人だった道真公は高い学識・教養と徳を持ち、多くの人々から尊敬されました。学問の神様として篤く信仰されています。
⑫稲荷神社
いなりじんじゃ
御祭神 倉稲魂神
御祭神は稲に宿る神霊です。五穀豊穣をもたらすとともに、稲が1粒から多くの実りをもたらすことから、商売繁盛の神様として篤く信仰されています。
⑬再会(サイカチ)の木
さいかちのき
御祭神の母・神功皇后はサイカチの木を植え親しい人々との再会を祈念されたと伝えられます。この木に好きな人との再会や良縁、まだ見ぬ人との出会いをお祈りください。
⑭参集殿(文庫館)
さんしゅうでん(ぶんこかん)
文学館には芥川賞・直木賞の全初版本(日本唯一)や五輪銀メダリスト森下広一氏奉納シューズを展示。また、各種祭典所、祈願待合室、写真スタジオ等があります。
⑮社務所・授与所
しゃむしょ・じゅよしょ
お神札、お守りなどの授与品をご用意しているほか、ご祈祷・お祓いの受付をしております。御朱印は授与書右側の窓口にお申し込みください。